予防医療の大切さ

桜ヶ丘ペットクリニックでは、フィラリア予防、狂犬病予防接種、混合ワクチン接種による予防を行っております。
予防できる病気で大切なペットを亡くすことは辛いものです。後から後悔しないためにも、健康を守るために「予防する」「検診をする」ということがとても大切になってきます。狂犬病予防など法律で定められているものはもちろん、ワクチン接種によって危険な伝染病から守ってあげることができます。

フィラリア症

フィラリア症は、犬の心臓や血管に入り込む寄生虫によって起こる病気で、蚊が犬をさすことで感染します。
1~2ヶ月齢くらいまでのフィラリア子虫(ミクロフィラリア)を定期的に駆虫することで、フィラリアが体内で成虫に発育しないようにします。
関東では5月下旬(6月上旬)から11月下旬(12月上旬)まで月に1回薬を与えます。
予防していれば100%防ぐことができます。
フィラリアのお薬は、お薬の投与開始時期は蚊が発生してからの1ヵ月後、そして投与終了時期は蚊がいなくなってから1ヵ月後までとなります。詳しくは当院にお尋ねください。

フィラリア予防薬・検査の価格

検査内容 詳細 料金
フィラリア予防検査 成虫抗原検査 ¥2,000
フィラリア予防薬 モキシデクチン製剤(3.8kg未満) 1ヶ月分 ¥700/1錠
3ヶ月分まとめて ¥670/1錠
6ヶ月分まとめて ¥640/1錠
イベルメクチン製剤(5.6kg未満) 1ヶ月分 ¥900/1錠
3ヶ月分まとめて ¥850/1錠
6ヶ月分まとめて ¥800/1錠

イベルメクチン製剤は、フィラリア予防に使用。
ほとんどの製品はイベルメクチンとピランテル(回虫の駆虫薬)の合剤として販売されています。
モキシデクチン製剤は、イベルメクチン不適合なフィラリア感染犬のフィラリア予防に使用します。
※その他の体重の犬についてはお問い合わせください。上記の値段に消費税は入っていません。

狂犬病予防接種

狂犬病予防接種の価格

検査内容 料金
狂犬病予防注射 ¥3,100
注射済票交付手数料 ¥550
未登録犬は登録手数料 ¥3,000
市役所での事務代行手数料はいただいておりません。

※狂犬病予防注射は内税となっております。
※接種前の簡単な診察は、料金に含まれております。

混合ワクチン接種

ウイルスによって引き起こされる伝染病の中には、死亡率が高いもの、治療が困難なものもあり、またレプトスピラ感染症は犬だけでなく人にもうつる病気です。
これらの伝染病から愛犬を守るためには、ワクチン接種による予防が有効です。ワクチンには病気に対する抵抗力(免疫)をつける効果があります。
外出する猫ちゃんは、野良猫などから伝染病に感染してしまうことがあります。
また、外出しない猫ちゃんでも動物病院にかかったり、ペットホテルに預けるなどの際にうつされる可能性がある為、ワクチン接種による予防をお勧めします。

犬の混合ワクチンの紹介

1.犬ジステンパー

発熱、下痢、神経症状等が起こり全身が冒される死亡率の高い病気です。

2.犬アデノウイルス2型感染症

肺炎や扁桃炎などを引き起こす呼吸器病です。

3.犬伝染性肝炎

肝炎が主ですが子犬では突然死を引き起こすことがあります。

4.犬パラインフルエンザ

呼吸器病でケンネルコフと呼ばれる犬の風邪を引き起こします。

5.犬パルボウイルス感染症

腸炎や嘔吐を起こす腸炎型と子犬に突然死をもたらす心筋型があります。

6.犬コロナウイルス感染症

腸炎を引き起こす感染症でパルボウイルスと混合感染すると更に危険です。

7.犬レプトスピラ感染症 (黄疸出血型)

腎臓や肝臓が冒される恐ろしい伝染病で歯茎の出血や黄疸が見られます。

8.犬レプトスピラ感染症(カニコーラ型)

高熱、嘔吐、下痢が見られるタイプです。

猫の混合ワクチンの紹介

1.猫ウイルス性鼻気管炎

ひどいクシャミ、鼻炎などの呼吸器症状のほか結膜炎を引き起こします。

2.猫カリシウイルス感染症

初期の症状は1に似ていますが、舌や口腔内に潰瘍や肺炎を引き起こすこともあります。

3.猫汎白血球減少症

持続感染すると8割が3年以内に死亡する病気で血液のガンを引き起こします。

混合ワクチン接種の価格

検査内容 詳細 料金
犬混合ワクチン 5種~8種 ¥6,000
猫混合ワクチン 3種 ¥4,000

※上記の値段に消費税は入っていません。
※接種前の簡単な診察は、料金に含まれております。